あなたがこのホームページを見ているということは、 きっとインターネットに接続しているはずですね。 でも、「そもそもインターネットってどういう仕組みなんだろう?」 と思っている方は意外に多いと思います。 そこで、今回はインターネットの仕組みついて解説したいと思います。
インターネットとは、
インター(相互に)とネット(ネットワーク)を組み合わせた言葉で、
つまり、ネットワークとネットワークがお互いにつながっていることを言います。 ネットワークというのは、複数のパソコンがケーブルでつながっている状態のことをいい、 つまり、複数のパソコンがお互いにつながり情報のやりとりをしていることをインターネットと言います。 |
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◆サーバ同士のネットワーク インターネットの場合は、そのネットワーク同士のつながりかたが非常に重要です。 ネットワークを作る場合の多くが、 1台の親機(サーバ)に数台の子機をつなげる「クライアントサーバ」型をとります。 そして、このサーバが別のサーバにつながって、 さらにそのサーバが別のサーバにつながって・・・と、 世界中のサーバがつながっている状態がインターネットです。 |
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ネットワーク図 |
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◆データはバケツリレー それでは実際にデータはどのように流れるでしょうか? 例えば、上の図でサーバ@からサーバBのネットワーク宛にメールを送ろうとした場合、 サーバAを通ってサーバBに届けるのが早そうなので、サーバ@はサーバAにメールを渡します。 サーバAはこれを受け取ると、メールの宛先を見てサーバBに渡します。 目的のサーバがもっと遠かった場合でも、同じようにサーバ同士でバケツリレーをしてデータを目的地へ届けます。 ◆安全に届かない場合も!? バケツリレーで送るということは、データは送り手から受け手に届く間に、複数の中継サーバを通ることになります。 もし、この中継サーバの中に悪者がいたら・・・ 通常、メールは単純なテキストですから、悪者にとっては中身を見ることは簡単です。 ですから、例えばクレジットカードの番号などの外部に漏らしたくない重要な情報は、暗号化するなどセキュリティをかけて送る必要があります。 ◆メリットは? サーバ同士がこういうつながり方でインターネットを構成しているのには訳があります。 もともとネットワークは軍事目的で開発が進みました。例えば最初の図で、サーバAが攻撃を受けて使えなくなったとしたら、従来の方法だと、ネットワーク全体が停止してしまいました。 しかし、インターネットではサーバAが使えなくても別のルートから目的地のサーバBへたどり着けます。 また、クライアント(利用者)側から見ると、 直接接続しなくてはならないのは自分の所属しているネットワークのサーバだけですから、 例えば目的のサーバが非常に遠い場所にある場合でも、サーバ間の通信料金は意識する必要がありません。 相手がアメリカでもフランスでも、そのプロバイダのサーバに接続する料金だけでデータの送受信ができます。 インターネットを実用的に利用する場合、一番重宝するのがE-mailでしょう。 上で説明したようにバケツリレーによって届けられたメールは、 自分の所属しているサーバ上のメールサーバに蓄えられます。 受け手は、ちょうど自分の家の郵便受けを見に行くように、メールサーバを見に行きます。 つまり、送り側はメールサーバ宛にメールを送信するので、時差や時刻などを気にせずに送信できます。 ◆WWWとハイパーテキスト WWWとは、ワールドワイドウェブ(World Wide Web)の略で、世界中に張られたクモの巣という意味です。 上の図のようにつながっているインターネットは、まるでクモの巣を張ったように見えます。 このクモの糸を伝って情報をやりとりしようというのがWWWです。 そして、その時に使用される文字情報をハイパーテキスト(HTML=Hyper Text Markup Language)と言います。 ハイパーテキストとは、通常の文字情報(テキスト)に色を付けたり、 画像や音声などを貼り付けて送れるように考えられたもので、 ホームページを作成するときに使われるテキスト(ソース)です。 もちろん、このホームページもHTMLで記述されています。 |
・1960年 | インターネットの前身ARPANETが発表される。 |
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・1969年 | UCLAとスタンフォード研究所、UCサンタバーバラ、ユタ大学間の4ノードで接続される。 |
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・1983年 | ARPANETがそれまで利用していたNetwork Control ProgramからTCP/IPに切り替える。 |
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・1984年 | 日本の村井純氏が、慶応義塾大学と東京工業大学、東京大学を接続。
日本におけるインターネットの起源となる。 |
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・1985年 | アメリカの全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤であるNSFNetが作られ、
ARPANETからNSFNetへ移行する。 |
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・1988年 | アメリカで商用インターネットが始まる。 |
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・1989年 | 商用ネットワークとNSFNetとの接続が開始される。 |
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・1990年 | スイスの素粒子物理学研究所のティム・バーナーズ氏が、
WWWシステムのための最初のサーバとブラウザを完成させる。 |
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・1994年 | アメリカ・タイムズ誌で「インターネットは核攻撃下でのコミュニケーションの生き残りを想定して開発された」
という記事が掲載される。 以降、ARPANETは核戦争時のための軍事ネットであるという俗説が流布するようになる。 |
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・1995年 | NSFNetは民間へ移管され、Windows95の登場で一般個人でのインターネットの利用に加速がついた。
現在に至る。 |
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世界的に常時接続環境が提供されているのは都市部がほとんどで、地方や離島での情報格差が問題になっている。 また、発展途上国では多くの国民にとって端末であるパソコンが高価であり通信料が高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えている。 近年では、インターネットの導入が容易なことから、インターネットにつながっていることを前提とした情報発信などが非常に増えており、上述のような情報格差を生む要因にもなっている。 (wikipediaより抜粋) |
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